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熱帯魚の飼育が難しいのは、キャバクラに勤める彼女のせいだと最近になって気づいた。
ロマンチックな人が好きだと言っていた彼女だが、熱帯魚には興味がなく、部屋でテレビを観ている時、飲み込んだ金魚を、その腹を叩いて吐き出す奇人さんを観て「あれをやって」と言われたので、熱帯魚でチャレンジすると、飲み込めはしたが、吐き出せず、現在十日が経っている。
たぶん熱帯魚は消化されていると思う・・・。
今、水槽の中に熱帯魚は一匹しかいない。以前は二十匹くらい泳いでいたが、死んだり、死んだり、飲み込んだりしているので、ついに最後の一匹になってしまった。
その最後に残った熱帯魚も、今では1日の半分以上、水面にプカプカ浮かんでいる。
たまに、本当に、ごくたまに潜って泳ぐのだが、なんだか黒目は白く濁っているしヤバい。
それ以上に、ヤバいのは、いつの間にか水槽に黒い小さな虫が泳いでいることで、最初は気にしていなっかったのだが、水草に卵らしき物体を発見してから、それが孵化して、ミミズみたいな奴らが水槽のガラスにへばりついている。
僕は水槽に蓋をした。
そして見えないように水槽の周りを段ボールとガムテープでグルグル巻きにしてやった。
それも二日前のことなので、きっと、まだ未知なる生命体は水槽で悠々と生きていると思う。
世の中は少し前から韓流ブームだが、じつは僕もそれに乗っかっている。
池袋の路上で韓国女性を買い、3万で一発決めているのだ。
もちろん純愛ではないが、とても純粋な欲望であると思う。
ちなみに韓国サロンにもよく行っている。
そこで一発抜いて、キャバクラに向かうのが、いつものパターンだ。
なぜか欲望を満たした後、キャバクラへ行くと、これが意外とモテるのが不思議でならない。
ガッツク姿勢が消えた僕は、キャバ嬢にもてる。
きっとキャバ嬢とはいえ、やはり女性なので紳士的な男性を好むのだろう。
この間も携帯の番号を楽勝でゲットできた。
最近、どうも胃が痛い。鏡を覗くと、口の中にぶつぶつができていた。
熱帯魚の表面にあるぶつぶつと同じだった。
これは明らかに病気だと思う。それも深刻な症状だと思う。
もしかすると胃の中で、あの水槽にいたミミズみたいな奴らが巣食っているのかもしれない。
だが、僕は熱帯魚ではない。人間だ。そして男でもある。だからミミズを強靭な胃液で溶かしてやろう。
胃薬を飲んだ。三粒飲んだ。
ついに彼女と別れが訪れた。運も尽きた。
昨夜、彼女がキャバクラを辞めてしまったのだ。
だから、もう会う手段がなくなってしまった。
風の噂では、彼女は田舎に帰ったらしい。
彼女の故郷がどこなのか、僕は知らない。
たとえば一ヶ月の付き合いで、恋人の何が、どこまで分かるのだろうかっ!!
僕は彼女を求めてキャバクラに向かう。
給料を貰ったばかりなので、足取りは軽い。
金はある。マネーに背中を押されて、新たなキャバ嬢を口説いたが、失敗した。会話が駄目だった。
「胃が痛むんだよね」
「飲みすぎじゃない?」
「違うよ、ミミズだよ」
「なに、ミミズって?」
「胃だよ、胃にミミズがいんだよ(笑)」
僕は笑っていた。彼女は笑っていなかった。日曜日は晴れていた。
日曜日に洗濯をして、ぼんやり青空を眺めていると胃痛を治す解決策が、フト思い浮かんだ。
健康保険を無視している僕が・・・、キャバクラ通いで金欠の僕が・・・、日に日に増すこの最強の胃痛を打破する術は、もはやこれしかないだろう。
僕は近くの図書館にある小さな池から魚を一匹盗んできた。
とても小さな魚だ。
まだ子供で、なんとか飲み込める大きさだ。
とりあえず僕は、ユニットバスの浴槽に水を入れ、その魚を自由に泳がせた。
その間、アパートの雑草だらけの庭を掘り起こし、ミミズを数匹捕まえた。
捕まえたミミズを浴槽に放り入れると、小魚はミミズを美味しそうにパクパク食べた。
こいつは、いける。
こいつなら、やってくれる。
僕は魚を浴槽から取り出し、ごくり飲み込んだ。
そして布団に潜りこんだ。
あとは魚とミミズとの戦いである。
胃の中で闘っているのか、もの凄い腹痛に襲われた。
脂汗がでた。
凄い激痛だ。
これは、やばい。
かなりピンチである。
僕は震える手で、携帯電話を掴み、薄れゆく意識の中で、救急車を呼んだ。
助けて・・・。
助けてください・・・。
救急車のサイレンは聞こえなかったが、気がつくと、病院のベッドにいた。
点滴を打たれていた。腹痛は治まっていた。僕は元気だった。生きていた。
ホッとした。
夜になり、病院から脱走する。
元気なので治療費など払う気が失せていたしマジでお金が無いからだ。
窓から飛び降りた。五階だった。でも下は柔らかな土だった。骨折した。
僕は大声で助けを呼んだ。駆けつけた看護婦に叱られてしまった。
こっぴどく叱られた。三十四歳の僕が、本気で怒られた・・・。
あんまり叱るので、看護婦の頬を軽く叩いてやると、骨折した足を蹴られた。
痛かった。
思わず、謝罪してしまった。
そんな僕を看護婦が見下ろしていた。冷ややかな視線だった。
虫けらを見るような視線。夜空の白い月のような眼差しだった。
僕は、虫けらだ。そうだ、虫けらだ。足が折れた虫けらだ。
夜な夜な、金がある限り、キャバクラに通う雄の虫けらだ。
ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん。だったら死ぬまで飛び回るぜ、ぶんぶん、ぶんぶん、飛べ飛べ、俺、俺! ぶ〜ん、ぶ〜ん。ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん。ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん、!
人生は短いかもしれないし、案外、長いかもしれないぜ!
三十四歳だけど、人生とは・・・・・ぶ〜んぶ〜ん、よく分からないぜ!
ぶ〜ん、ぶ〜ん。ぶ〜ん、ぶぶぶ〜ん!
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